ケース 13

米国事業の影響力が強すぎて欧州事業へ十分な自由度と資源が与えられない。どうすれば良いか?

製薬企業Mの海外事業は米国事業の経験者が運営していた。その結果、米国とアジア、日本、欧州とのリソース配分にあったて、米国寄りのバイアスがかかっていた。本社の経営陣は、海外事業に十分な影響力を持たず、静観するのみだった。しかし、本社経営陣の一部は欧州とアジアへの投資の重要性を認識していて、もっと合理的なリソース配分と意思決定が行われるように、外部コンサルタントを投入し、意思決定プロセスとガバナンスの改善を図った。