ケース 14

米国事業の影響力が強すぎて欧州事業へ十分な自由度と資源が与えられない。どうすれば良いか?

製薬メーカー Nは欧州組織を米国組織の下に置いた。米国CEOは欧州CEOを解雇し、自らその地位についた。しかし、解雇した旧CEOに近い経営陣を欧州組織から追い出したため、欧州の業績が悪化。結果的に本社が介入、この米国兼欧州CEOを解雇しなければならない結果になった。製薬メーカーNがこのゴタゴタから立ち直るまでには3年間かかった。この間、度々コンサルタントが投入され組織改善とリストラが行われた。